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歯を失う原因No.1は虫歯じゃない?意外と知らない本当の理由を歯医者がやさしく解説します!

「歯がなくなる原因って虫歯ですよね?」

歯科医院で患者さんとお話をしていると、

このように思われている方が少なくありません。

確かに虫歯は歯を失う原因のひとつです。

しかし実は、

👉 日本人が歯を失う原因の第1位は歯周病

だということをご存じでしょうか?

歯周病は痛みが少なく、

気づかないうちに進行するため、

「沈黙の病気」と呼ばれることもあります。

今回は、

・歯を失う原因の第1位は何?
・歯周病とはどんな病気?
・なぜ気づきにくいの?
・歯を守るために大切なこと

について歯医者がやさしく解説します。


目次

歯を失う原因No.1は歯周病

公益財団法人8020推進財団の調査では、

歯を失う主な原因として、

👉 歯周病

が最も多いことが報告されています。

続いて、

・虫歯

・歯の破折(割れること)

などが続きます。

多くの方は、

「虫歯で歯がなくなる」

と思っていますが、

実際には歯周病の方が大きな原因になっているのです。


そもそも歯周病とは?

歯周病は、

👉 歯を支える歯ぐきや骨の病気

です。

原因は、

👉 歯垢(プラーク)

の中にいる細菌です。

細菌によって歯ぐきに炎症が起こり、

その状態が長く続くことで、

歯を支える骨が少しずつ溶けていきます。


歯周病の怖いところ

歯周病が怖い理由は、

👉 痛みがほとんどない

ことです。

虫歯の場合、

しみる

痛い

噛めない

などの症状が出ることがあります。

一方で歯周病は、

かなり進行するまで自覚症状が少ないことが特徴です。


こんな症状はありませんか?

歯周病の初期サインとして、

次のような症状があります。

✅ 歯磨きで血が出る

✅ 歯ぐきが腫れる

✅ 朝起きると口がネバつく

✅ 口臭が気になる

✅ 歯と歯の間に物が詰まる

✅ 歯が長くなった気がする

「痛くないから大丈夫」

と思っていても、

実は歯周病が進行していることがあります。


歯周病が進行するとどうなる?

歯周病が進行すると、

歯を支える骨が少しずつ失われます。

すると、

・歯ぐきが下がる

・歯がぐらつく

・噛みにくくなる

・最終的に歯が抜ける

ことがあります。

一度失われた骨は、

完全に元通りに戻すことが難しい場合もあります。


なぜ歯周病になるの?

原因はひとつではありません。


歯垢(プラーク)

最も大きな原因です。


歯磨き不足

磨き残しが細菌の温床になります。


喫煙

歯周病の大きなリスク因子です。


糖尿病

歯周病と深い関係があります。


ストレス・睡眠不足

免疫機能に影響することがあります。


年齢とともに増える歯周病

歯周病は、

20代から少しずつ始まり、

40代以降で目立つことが増えてきます。

特に、

忙しい世代ほど

歯科受診を後回しにしがちです。

その結果、

気づいた時には進行していることもあります。


歯周病はお口だけの病気ではない

近年では、

歯周病と全身の健康との関係も注目されています。

例えば、

・糖尿病

・心筋梗塞

・脳梗塞

・誤嚥性肺炎

などとの関連が報告されています。

つまり、

歯周病予防はお口だけでなく、

体全体の健康にもつながるのです。


歯を守るために大切なこと

歯周病予防の基本は、

👉 歯垢をためないこと

です。

そのために、

歯磨き

フロスや歯間ブラシ

定期検診

が重要になります。

さらに、

禁煙や睡眠、栄養などの生活習慣も大切です。


「治療」よりも「予防」が大切

歯周病は、

進行してから治療するよりも、

進行する前に予防する方がずっと効果的です。

歯を失ってから後悔する方は少なくありません。

だからこそ、

痛みがないうちからのケアが大切なのです。


まとめ

歯を失う原因No.1は、

実は虫歯ではなく

👉 歯周病

です。

歯周病は痛みが少なく、

気づかないうちに進行することがあります。

だからこそ、

毎日のセルフケアと定期検診が重要です。

未来も自分の歯で美味しく食事を楽しむために、

今のお口の状態を見直してみませんか?


ひとこと

歯を失う原因が虫歯ではなく歯周病だと知って驚かれる方は少なくありません😌

歯周病は「痛くなってから治す病気」ではなく、「気づかないうちに進む病気」です。

だからこそ、毎日の歯磨きや定期検診が将来の歯を守る大切な投資になります🦷✨

10年後、20年後も自分の歯で美味しく食事を楽しめるように、今日からできることを少しずつ続けていきましょう。


参考文献・参考資料

  1. 公益財団法人8020推進財団『永久歯の抜歯原因調査報告書』
  2. 日本歯周病学会『歯周病の診断と治療の指針 2022』
  3. 日本歯周病学会『患者さんのための歯周病ガイド』
  4. 厚生労働省 e-ヘルスネット「歯周病」
  5. 厚生労働省『歯科疾患実態調査』
  6. Newman MG, Takei HH, Klokkevold PR, Carranza FA. Carranza’s Clinical Periodontology. 13th Edition.
  7. Tonetti MS, Greenwell H, Kornman KS. Staging and Grading of Periodontitis. Journal of Periodontology. 2018.
  8. Chapple ILC, Genco R. Diabetes and Periodontal Diseases: Consensus Report. Journal of Clinical Periodontology. 2013.
  9. World Health Organization (WHO). Oral Health Fact Sheets.
  10. 日本臨床歯周病学会『歯周病と全身疾患に関する情報』
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