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歯周病になりやすい人の特徴とは?見逃されやすい原因を歯医者がやさしく解説します!

「毎日歯磨きしているのに歯周病と言われた…」

「なぜ自分が歯周病になったの?」

「歯周病になりやすい人っているの?」

そんな疑問を持ったことはありませんか?

歯周病は、

👉 日本人が歯を失う原因の第1位

と言われています。

原因は、

👉 歯周病菌(細菌)

ですが、

実はそれだけではありません。

同じように歯磨きをしていても、

歯周病になりやすい人となりにくい人がいます。

その違いには、

👉 生活習慣

👉 全身の健康状態

👉 お口の環境

などが関係しています。

今回は、

・歯周病になりやすい人の特徴

・見逃されやすい原因

・今日からできる予防法

について歯医者がやさしく解説します。


目次

そもそも歯周病とは?

歯周病は、

👉 歯ぐきや歯を支える骨に炎症が起こる病気

です。

主な原因は、

👉 歯垢(プラーク)の中の細菌

です。

しかし、

細菌がいるだけで必ず歯周病になるわけではありません。

そこに、

さまざまなリスク因子が重なることで進行しやすくなります。


特徴① 歯磨きの磨き残しが多い人

最も大きな原因です。

歯磨きをしていることと、

歯垢が取れていることは同じではありません。

例えば、

✅ 奥歯の裏側

✅ 歯と歯の間

✅ 歯並びが重なった部分

などは磨き残しが多い場所です。

歯垢が長期間残ると、

歯周病菌が増えやすくなります。


特徴② フロスや歯間ブラシを使わない人

歯ブラシだけでは、

歯と歯の間の汚れを十分に落とせません。

研究では、

歯ブラシ単独よりも、

フロスや歯間ブラシを併用した方がプラーク除去効果が高いことが報告されています。

そのため、

👉 毎日歯磨きしているのに歯周病になる

という方は、

歯と歯の間に原因が隠れていることもあります。


特徴③ 喫煙している人

歯周病最大のリスク因子のひとつです。

喫煙すると、

✅ 歯ぐきの血流が悪くなる

✅ 免疫機能が低下する

✅ 治療効果が出にくくなる

ことが知られています。

さらに、

歯ぐきから出血しにくくなるため、

歯周病に気づきにくいこともあります。


特徴④ 糖尿病がある人

糖尿病と歯周病は、

👉 相互に悪影響を及ぼす関係

と言われています。

血糖値が高い状態が続くと、

炎症が起こりやすくなります。

その結果、

歯周病が進行しやすくなることがあります。

また、

歯周病を治療することで血糖コントロールが改善する可能性も報告されています。


特徴⑤ 歯ぎしり・食いしばりが強い人

意外に思われるかもしれませんが、

歯周病は細菌だけの病気ではありません。

歯ぎしりや食いしばりによって、

歯や歯周組織に強い力が加わると、

歯ぐきや骨への負担が大きくなることがあります。

そのため、

炎症と強い力が重なることで、

歯周病が進行しやすくなる場合があります。


特徴⑥ ストレスが多い人

ストレスそのものが歯周病菌を増やすわけではありません。

しかし、

ストレスによって

✅ 睡眠不足

✅ 食いしばり

✅ 免疫機能の低下

などが起こることがあります。

その結果、

歯周病のリスクが高まる可能性があります。


特徴⑦ 口呼吸をしている人

口呼吸が続くと、

お口の中が乾燥しやすくなります。

唾液には、

👉 細菌を洗い流す

👉 お口を守る

という大切な働きがあります。

そのため、

お口が乾燥すると、

歯周病菌が増えやすい環境になることがあります。


特徴⑧ 定期検診を受けていない人

歯周病は、

👉 初期には痛みが少ない

病気です。

そのため、

自覚症状がないまま進行することがあります。

歯科医院で定期的にチェックすることで、

早期発見・早期治療につながります。


特徴⑨ 歯並びや被せ物に問題がある人

次のような場所は、

歯垢がたまりやすくなります。

✅ 歯並びが重なっている

✅ 被せ物の段差が大きい

✅ 詰め物が古くなっている

このような場所は、

👉 プラークリテンションファクター(歯垢がたまりやすい要因)

と呼ばれることもあります。


特徴⑩ 年齢とともにリスクが高くなる人

歯周病は加齢だけで起こる病気ではありません。

しかし、

年齢を重ねるにつれて、

歯周病菌にさらされる期間が長くなります。

そのため、

40代以降では歯周病の方が増える傾向があります。


こんな方は要注意

次の項目に当てはまる方は、

歯周病リスクが高いかもしれません。

✅ 歯磨きで血が出る

✅ フロスを使わない

✅ 喫煙している

✅ 糖尿病がある

✅ 食いしばりが強い

✅ ストレスが多い

✅ 口が乾きやすい

✅ 歯科検診を数年受けていない


今日からできる予防法

丁寧な歯磨き

まずは磨き残しを減らしましょう。


フロスや歯間ブラシを使う

歯ブラシだけでは届かない場所を清掃できます。


禁煙する

歯周病予防に大きな効果があります。


睡眠やストレス管理を意識する

お口と全身はつながっています。


定期検診を受ける

歯周病は早期発見が大切です。


歯科医院で感じること

診療をしていると、

「歯周病は歯磨き不足の人だけがなる病気」

と思っている方が少なくありません。

しかし実際には、

生活習慣や全身状態、ストレスなど、

さまざまな要因が関係しています。

だからこそ、

歯磨きだけでなく、

生活全体を見直すことも大切なのです。


まとめ

歯周病になりやすい人には、

✔ 磨き残しが多い

✔ フロスを使わない

✔ 喫煙している

✔ 糖尿病がある

✔ 食いしばりが強い

✔ ストレスが多い

✔ 口呼吸をしている

などの特徴があります。

歯周病は細菌だけの病気ではありません。

毎日の生活習慣や体の状態も深く関係しています。


ひとこと

歯周病は「歯磨き不足だけが原因」と思われがちですが、実際には生活習慣や全身の健康状態とも深く関わっています😌

だからこそ、歯磨きを頑張っているのに歯周病になる方がいる一方で、ちょっとした生活習慣の改善で歯ぐきの状態が良くなることもあります。

お口は体の健康を映す鏡とも言われます🦷✨

歯ぐきからのサインを見逃さず、10年後、20年後も自分の歯で食事を楽しめるように、今できることから始めてみてくださいね。


参考文献・参考資料

  1. 日本歯周病学会『歯周病の診断と治療の指針 2022』
  2. 日本歯周病学会『患者さんのための歯周病ガイド』
  3. 日本臨床歯周病学会 一般向け資料
  4. 厚生労働省 e-ヘルスネット「歯周病」
  5. 厚生労働省『歯科疾患実態調査』
  6. Tonetti MS, Greenwell H, Kornman KS. Staging and Grading of Periodontitis. Journal of Periodontology. 2018.
  7. Papapanou PN, Sanz M, Buduneli N, et al. Periodontitis: Consensus Report of Workgroup 2 of the 2017 World Workshop. Journal of Clinical Periodontology. 2018.
  8. Newman MG, Takei HH, Klokkevold PR, Carranza FA. Carranza’s Clinical Periodontology. 13th Edition.
  9. Lindhe J, Lang NP. Clinical Periodontology and Implant Dentistry. 6th Edition.
  10. Chapple ILC, Genco R; Working Group 2 of Joint EFP/AAP Workshop. Diabetes and Periodontal Diseases. Journal of Clinical Periodontology. 2013.
  11. World Health Organization (WHO). Oral Health Fact Sheets.
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