「歯ぐきが腫れやすい…」
「歯みがきしているのに、なぜか改善しない…」
「もしかして姿勢も関係あるの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
結論からいうと、
👉 猫背やスマホ首が、間接的に歯ぐきへ影響することがあります
「姿勢と歯周病?」
意外に感じるかもしれません。
でも実は、
👉 姿勢
👉 呼吸
👉 血流
👉 唾液
👉 食いしばり
は深く関係しています。
つまり、
姿勢の乱れが続くことで、
👉 歯周病が悪化しやすい環境
になることがあります。
今回は、
・歯周病ってどんな病気?
・猫背やスマホ首とは?
・なぜ歯ぐきに影響するの?
・今日からできる対策
について歯医者がやさしく解説します。
歯周病ってどんな病気?
まず知っておきたいのが、
歯周病は、
👉 歯ぐきや歯を支える骨に炎症が起こる病気
です。
原因の中心は、
👉 プラーク(歯垢)の中の細菌
です。
初期では、
✅ 歯ぐきが赤い
✅ 腫れる
✅ 出血しやすい
などがあります。
進行すると、
👉 歯を支える骨が減る
こともあります。
猫背・スマホ首ってどんな状態?
簡単にいうと、
猫背
👉 背中が丸まり、肩が前に入った状態
スマホ首
👉 頭が前に出ている状態
です。
本来、
頭は体の真上にあるのが理想です。
しかし、
スマホやPCを見る時間が長いと、
👉 頭が前に出やすい
です。
頭の重さは約4〜6kgあると言われています。
その頭が前に出るだけで、
首や肩にはかなり大きな負担がかかります。
姿勢が悪いと歯ぐきに影響するの?
ここが今回のポイントです。
結論として、
👉 姿勢そのものが直接歯周病を起こすわけではありません
ただし、
姿勢の乱れによって、
歯ぐきに悪影響を与える要素が増えることがあります。
① 口呼吸になりやすい
姿勢が悪くなると、
頭が前に出て、
口が開きやすくなります。
すると、
👉 口呼吸
になりやすいです。
口呼吸が続くと、
👉 お口が乾きやすい
です。
唾液には、
👉 細菌を洗い流す
👉 お口を守る
役割があります。
つまり、
唾液が減ると、
👉 歯周病菌が増えやすい環境
になります。
② 食いしばりが増えやすい
猫背やスマホ首では、
首・肩・あご周りの筋肉が緊張しやすいです。
その結果、
無意識に
👉 食いしばり
が起こることがあります。
食いしばりが続くと、
👉 歯や歯ぐきへの負担
が増えます。
歯周病がある方では、
この力が炎症悪化に関わることもあります。
③ 血流が悪くなりやすい
姿勢が悪い状態が続くと、
👉 首肩がガチガチ
になりやすいです。
すると、
👉 血流が悪くなる
ことがあります。
血流は、
組織の修復に重要です。
つまり、
血流が悪いと、
👉 歯ぐきの回復力が落ちやすい
ことがあります。
④ 自律神経が乱れやすい
これも見逃せません。
姿勢が悪い状態では、
体が常に緊張しやすくなります。
すると、
👉 自律神経が乱れやすい
です。
その結果、
👉 ストレス増加
👉 睡眠の質低下
👉 回復力低下
につながることがあります。
歯周病は、
炎症の病気です。
そのため、
こうした全身状態の影響を受けやすいです。
⑤ セルフケアが雑になりやすい
意外ですが、
慢性的に疲れている方ほど、
👉 夜の歯みがきが雑になる
ことがあります。
例えば👇
✅ 短時間で終わる
✅ フロスを省略する
これも歯周病悪化の原因になります。
こんな人は要注意
次のような方は注意です。
✅ スマホ時間が長い
✅ デスクワーク中心
✅ 猫背と言われる
✅ 首肩こりが強い
✅ 口が乾きやすい
✅ 食いしばりがある
こうした習慣がある方は、
姿勢も見直したいところです。
今日からできること
無理のない範囲で👇
✅ スマホを顔の高さに上げる
✅ 1時間に1回姿勢を整える
✅ 深呼吸する
✅ 鼻呼吸を意識する
✅ 夜の歯みがきを丁寧にする
これが大切です。
歯科医院で感じること
診療をしていると、
歯周病がなかなか改善しない方の中に、
👉 猫背
👉 首肩こり
👉 食いしばり
が強い方は少なくありません。
歯ぐきは、
お口の中だけでなく、
生活習慣や体の状態も映す場所です。
まとめ
猫背やスマホ首そのものが、
直接歯周病を起こすわけではありません。
しかし、
✔ 口呼吸
✔ 唾液減少
✔ 食いしばり
✔ 血流低下
✔ 自律神経の乱れ
を通して、
歯ぐきへ影響することがあります。
つまり、
👉 姿勢を整えることも歯周病予防のひとつ
ということです。
ひとこと
歯ぐきの健康は、歯みがきだけで決まるわけではありません😌
毎日の姿勢を少し整えることが、歯ぐきを守る新しい習慣になるかもしれません🦷✨
参考文献・参考資料
- 日本歯周病学会
歯周病関連資料 - 日本歯科医師会
歯周病予防関連資料 - 厚生労働省
e-ヘルスネット(姿勢・口腔保健関連資料) - Kinane DF, Stathopoulou PG, Papapanou PN.
Periodontal diseases.
Nature Reviews Disease Primers. 2017. - Genco RJ, Borgnakke WS.
Risk factors for periodontal disease.
Periodontology 2000. 2013. - Okeson JP.
Management of Temporomandibular Disorders and Occlusion. - World Health Organization
Oral Health Fact Sheets

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