「最近、歯が黄ばんできた気がする…」
「歯の根元が茶色っぽい…」
「着色って見た目だけの問題?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
結論からいうと、
👉 歯の着色そのものが歯周病とは限りません
ただし、
ここが大切です。
👉 着色しやすいお口の環境が、歯周病リスクと関係していることがあります
つまり、
歯の色の変化が、
👉 お口からのサイン
になっていることもあるのです。
今回は、
・歯の着色って何?
・なぜ着色するの?
・歯周病とどう関係するの?
・今日からできること
について歯医者がやさしく解説します。
歯の着色って何?
歯の着色とは、
👉 歯の表面に色がつくこと
です。
着色には大きく2種類あります。
外からつく着色(外因性)
例えば👇
✅ コーヒー
✅ 紅茶
✅ 緑茶
✅ ワイン
✅ カレー
✅ タバコ
などです。
歯の表面に色素が付着して、
着色として見えることがあります。
歯そのものの色の変化(内因性)
これは、
👉 歯の内部の変化
です。
例えば👇
✅ 加齢
✅ 神経を取った歯
✅ 薬の影響
などがあります。
今回は主に、
外からつく着色についてお話します。
着色しやすいのはどんな時?
ここが今回のポイントです。
着色は、
単に色の濃いものを飲んだからだけではありません。
着色しやすい背景に、
お口の環境が関係することがあります。
① プラークが多い
プラーク(歯垢)が多いと、
👉 着色がつきやすい
です。
なぜなら、
歯の表面が汚れていると、
色素が付着しやすくなるからです。
そして、
プラークは、
👉 歯周病の大きな原因
でもあります。
つまり、
👉 着色しやすい=プラークが多い
可能性があります。
② 歯石がついている
歯石も重要です。
歯石の表面はザラザラしています。
すると、
👉 着色
👉 プラーク
が付着しやすくなります。
さらに、
歯石は、
👉 歯ぐきに炎症を起こしやすい
です。
③ 歯ぐきが下がっている
歯周病が進行すると、
👉 歯ぐきが下がる
ことがあります。
すると、
本来見えない
👉 歯の根元(根面)
が見えることがあります。
根元部分は、
エナメル質よりも着色しやすいです。
そのため、
👉 根元が茶色く見える
ことがあります。
④ 口が乾いている
口腔乾燥も見逃せません。
唾液には、
👉 汚れを洗い流す
役割があります。
しかし、
口が乾くと、
👉 着色もプラークも残りやすい
です。
その結果、
歯周病リスクも上がりやすくなります。
⑤ 喫煙習慣
これは大きなリスクです。
タバコは、
👉 着色しやすい
だけではありません。
さらに、
👉 歯周病リスクを高める
ことが知られています。
喫煙は、
👉 血流低下
👉 免疫低下
👉 炎症悪化
にも関わります。
着色=歯周病?
ここは誤解しやすいです。
答えは、
❌ 必ずしもそうではありません
コーヒー好きでも、
歯周病がない方はいます。
ただし、
着色の背景に、
👉 プラーク
👉 歯石
👉 口腔乾燥
👉 歯ぐき下がり
があるなら、
歯周病チェックはおすすめです。
こんな症状は要注意
次のような症状があれば注意です。
✅ 着色が増えた
✅ 歯ぐきから血が出る
✅ 口臭が気になる
✅ 歯ぐきが下がった
✅ 根元が茶色い
こうした変化があるなら、
一度歯科で確認したいですね。
今日からできること
無理のない範囲で👇
✅ 丁寧な歯みがき
✅ フロスや歯間ブラシ
✅ 着色しやすい飲み物の後に水を飲む
✅ 水分補給を意識する
✅ 定期的なクリーニング
これが大切です。
歯科医院で感じること
診療をしていると、
「歯が黄ばんできた」
「着色が取れない」
という相談は多いです。
よく診ると、
背景に
👉 歯石
👉 歯ぐきの炎症
👉 歯周病
が隠れていることもあります。
見た目の変化は、
お口からのサインかもしれません。
まとめ
歯の着色そのものが、
直接歯周病を意味するわけではありません。
しかし、
✔ プラーク
✔ 歯石
✔ 歯ぐき下がり
✔ 口腔乾燥
✔ 喫煙
などが背景にあると、
歯周病リスクと関係することがあります。
つまり、
👉 歯の色の変化も、お口の健康を見直すきっかけになる
ということです。
ひとこと
歯の着色は、見た目だけの問題とは限りません😌
小さな変化に気づくことが、歯ぐきや歯を守る第一歩になるかもしれません🦷✨
参考文献・参考資料
- 日本歯周病学会
歯周病関連資料 - 日本歯科医師会
歯周病・口腔保健関連資料 - 厚生労働省
e-ヘルスネット(歯周病・喫煙関連資料) - Kinane DF, Stathopoulou PG, Papapanou PN.
Periodontal diseases.
Nature Reviews Disease Primers. 2017. - Genco RJ, Borgnakke WS.
Risk factors for periodontal disease.
Periodontology 2000. 2013. - Watts A, Addy M.
Tooth discolouration and staining: a review.

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