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口呼吸で歯ぐきが腫れる?見逃されやすい「歯周病と呼吸との関係」を歯医者がやさしく解説します!

「歯ぐきが腫れやすい…」

「朝起きると口の中がカラカラ…」

「歯磨きを頑張っているのに歯ぐきの調子が良くならない…」

そんなお悩みはありませんか?

歯周病というと、

👉 歯磨き不足

👉 歯周病菌

が原因と思われがちです。

もちろんそれは大切な要素ですが、

実は見逃されやすい原因として

👉 呼吸の仕方

があります。

特に、

👉 口呼吸

の習慣がある方は、

歯ぐきの炎症や歯周病が悪化しやすくなる可能性があります。

今回は、

・口呼吸とは?

・なぜ歯ぐきに影響するの?

・歯周病との関係

・今日からできる対策

について歯医者がやさしく解説します。


目次

そもそも口呼吸とは?

私たちは本来、

👉 鼻で呼吸する(鼻呼吸)

ように体ができています。

しかし、

何らかの理由で口が開いた状態が続くと、

👉 口呼吸

になってしまいます。

例えば、

✅ アレルギー性鼻炎

✅ 花粉症

✅ 鼻づまり

✅ 口周りの筋力低下

✅ 習慣

などが原因になることがあります。


鼻呼吸には大切な役割がある

鼻は単なる空気の通り道ではありません。

鼻呼吸には、

✅ 空気を加湿する

✅ 空気を温める

✅ ホコリや細菌を取り除く

という役割があります。

一方で口呼吸では、

これらの機能が十分に働きません。

そのため、

乾燥した空気が直接お口の中へ入るようになります。


口呼吸でお口はどうなる?

最も大きな変化は、

👉 お口の乾燥

です。

お口の中が乾燥すると、

唾液の働きが弱くなります。


唾液はお口の天然の防御システム

唾液には、

✅ 細菌を洗い流す

✅ お口を潤す

✅ 歯を守る

✅ 歯ぐきを守る

✅ 飲み込みを助ける

などの働きがあります。

つまり、

👉 唾液はお口の天然のバリア

なのです。


口呼吸で歯ぐきが腫れやすくなる理由

唾液が減ると、

お口の中では細菌が増えやすくなります。

すると、

👉 歯垢(プラーク)がたまりやすくなる

👉 歯ぐきが炎症を起こしやすくなる

可能性があります。

その結果、

歯ぐきの腫れや出血につながることがあります。


特に前歯の歯ぐきは要注意

歯科医院で診療していると、

口呼吸の方では

👉 上の前歯の歯ぐき

に炎症が集中していることがあります。

なぜなら、

口が開いていることで、

前歯周辺が最も乾燥しやすくなるからです。


歯周病とは?

歯周病は、

👉 歯ぐきや歯を支える骨の病気

です。

原因のひとつは、

👉 歯垢(プラーク)の中の細菌

です。

初期には、

✅ 歯ぐきの出血

✅ 腫れ

✅ 口臭

などがみられます。

しかし、

👉 痛みが少ない

ため、

気づかないまま進行してしまうこともあります。


口呼吸だけで歯周病になるの?

ここは大切なポイントです。

結論から言うと、

👉 口呼吸だけで歯周病になるわけではありません

歯周病の主な原因は細菌です。

しかし、

口呼吸による乾燥は、

👉 歯周病を進行しやすくする要因

になる可能性があります。

つまり、

歯周病菌と口呼吸が重なることで、

歯ぐきへの負担が大きくなることがあるのです。


こんな症状はありませんか?

次のような特徴がある方は、

口呼吸が関係しているかもしれません。

✅ 朝起きると口が乾く

✅ 唇が乾燥しやすい

✅ 口臭が気になる

✅ いつも口が開いている

✅ 歯ぐきが赤く腫れやすい

✅ のどが乾燥しやすい

✅ いびきをかく


子どもの口呼吸にも注意

実は口呼吸は、

大人だけの問題ではありません。

子どもの場合、

✅ いつも口が開いている

✅ 食事中にクチャクチャ音がする

✅ いびきをかく

✅ 鼻づまりが多い

といった特徴が見られることがあります。

早めに気づくことが大切です。


呼吸と睡眠にも関係する?

口呼吸の方では、

睡眠の質が低下することがあります。

また、

いびきや睡眠時無呼吸症候群との関連が指摘されることもあります。

睡眠不足は、

免疫機能や歯周病の悪化にも影響する可能性があります。

つまり、

👉 呼吸

👉 睡眠

👉 歯周病

は無関係ではないのです。


今日からできる対策

鼻の状態を整える

鼻炎や花粉症がある場合は、

耳鼻咽喉科への相談も大切です。


口を閉じる意識を持つ

日中、

「今、口が開いていないかな?」

と確認する習慣をつけてみましょう。


よく噛んで食べる

口周りの筋肉を使うことにつながります。


丁寧な歯磨き

歯周病予防の基本です。


フロスを活用する

歯と歯の間の細菌を減らします。


定期検診を受ける

歯ぐきの状態を定期的に確認しましょう。


歯科医院で感じること

診療をしていると、

「歯磨きは頑張っているのに歯ぐきの炎症が改善しない」

という方がいます。

そのような方をよく観察すると、

口呼吸の習慣が隠れていることがあります。

歯周病は、

歯磨きだけではなく、

生活習慣や呼吸の仕方も関係している病気なのです。


まとめ

口呼吸は、

お口の乾燥を引き起こし、

歯ぐきの炎症や歯周病リスクに影響する可能性があります。

特に、

✔ 朝起きると口が乾く

✔ 前歯の歯ぐきが腫れやすい

✔ いつも口が開いている

という方は注意が必要です。

歯周病予防は歯磨きだけではありません。

毎日の「呼吸」にも目を向けることが大切なのです。


ひとこと

呼吸は24時間休むことなく続いている習慣です😌

だからこそ、その影響は思っている以上に大きいのかもしれません。

歯磨きを頑張っているのに歯ぐきの調子が良くならない場合、実は口呼吸が関係していることもあります🦷✨

お口の健康は「歯磨き」「食事」「睡眠」だけでなく、「呼吸」ともつながっています。

まずは今日、自分が鼻で呼吸できているかを意識するところから始めてみてくださいね。


参考文献・参考資料

  1. 日本歯周病学会『歯周病の診断と治療の指針 2022』
  2. 日本歯周病学会『患者さんのための歯周病ガイド』
  3. 厚生労働省 e-ヘルスネット「歯周病」
  4. 厚生労働省 e-ヘルスネット「口腔乾燥症(ドライマウス)」
  5. 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 一般向け資料
  6. Newman MG, Takei HH, Klokkevold PR, Carranza FA. Carranza’s Clinical Periodontology. 13th Edition.
  7. Lindhe J, Lang NP. Clinical Periodontology and Implant Dentistry. 6th Edition.
  8. Wagaiyu EG, Ashley FP. Mouthbreathing, Lip Seal and Gingival Health in Children. Community Dentistry and Oral Epidemiology. 1991.
  9. Harari D, Redlich M, Miri S, Hamud T, Gross M. The Effect of Mouth Breathing versus Nasal Breathing on Dentofacial and Craniofacial Development. Laryngoscope. 2010.
  10. World Health Organization (WHO). Oral Health Fact Sheets.
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