「最近、口がすごく乾く…」
「水を飲んでもすぐ乾く」
「ドライマウスって年齢のせい?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
結論からいうと、
👉 強い口の乾燥が続く場合、シェーグレン症候群が関係していることがあります
実は、
口の乾燥は単なる加齢だけではなく、
👉 唾液の低下
👉 自己免疫の異常
👉 全身疾患
などが関係していることがあります。
その中でも、
👉 シェーグレン症候群
は、ドライマウスの原因として知られている病気の1つです。
さらに、
口が乾く状態が続くと、
👉 虫歯
👉 歯周病
👉 口臭
のリスクも高くなります。
今回は、
・シェーグレン症候群って何?
・なぜ口が乾くの?
・歯周病との関係
・今日からできる対策
について歯医者がやさしく解説します。
シェーグレン症候群ってどんな病気?
シェーグレン症候群は、
👉 自己免疫疾患の1つ
です。
自己免疫疾患とは、
本来体を守る免疫が、
自分の体を攻撃してしまう病気です。
シェーグレン症候群では、
特に
👉 唾液腺
👉 涙腺
が影響を受けやすいです。
その結果、
👉 唾液が減る
👉 涙が減る
ことがあります。
どんな症状が出るの?
代表的なのは、
👉 口の乾燥
👉 目の乾燥
です。
例えば👇
✅ 口がネバつく
✅ 会話中に口が乾く
✅ 食べ物が飲み込みにくい
✅ 水がないと食べにくい
✅ 目がゴロゴロする
などがあります。
人によっては、
さらに👇
✅ 疲れやすい
✅ 関節痛
✅ だるさ
などを感じることもあります。
なぜ口が乾くの?
シェーグレン症候群では、
免疫の異常によって、
👉 唾液腺の働きが低下
しやすくなります。
すると、
唾液の分泌量が減ります。
ここで大事なのが、
👉 唾液はお口を守る重要な存在
ということです。
唾液には、
✅ 細菌を洗い流す
✅ 酸を中和する
✅ 粘膜を守る
✅ 歯を修復する(再石灰化)
などの働きがあります。
つまり、
唾液が減ると、
お口の防御力が下がりやすくなります。
シェーグレン症候群と歯周病の関係は?
ここが今回のテーマです。
結論からいうと、
👉 歯周病リスクが上がる可能性があります
理由は大きく3つあります。
① 細菌が増えやすくなる
口が乾くと、
細菌が洗い流されにくくなります。
すると、
👉 プラーク(歯垢)が増えやすい
状態になります。
これが、
歯周病リスクを高める要因になります。
② 炎症が起こりやすくなる
乾燥すると、
歯ぐきや粘膜のバリア機能も弱くなります。
すると、
👉 炎症が起こりやすい
状態になります。
例えば👇
✅ 歯ぐきが腫れる
✅ 出血しやすい
✅ ヒリヒリする
ことがあります。
③ 虫歯も増えやすくなる
シェーグレン症候群では、
歯周病だけでなく、
👉 虫歯リスクも上がります
特に、
👉 歯の根元
👉 歯と歯の間
に虫歯ができやすくなります。
つまり、
👉 歯周病 + 虫歯
の両方に注意が必要です。
こんな症状は要注意
次のような症状はありませんか?
✅ 口がいつも乾く
✅ 水分がないと話しにくい
✅ 夜中に口が乾いて起きる
✅ 虫歯が増えた
✅ 歯ぐきが腫れやすい
✅ 目も乾く
こうした症状が続く場合、
一度相談した方がよいかもしれません。
よくある誤解
☞「口が乾くのは年齢のせい」
実は、
❌ それだけではありません
もちろん加齢で唾液が減ることはあります。
でも、
強い乾燥が続く場合は、
背景に病気が隠れていることもあります。
今日からできる対策
無理のない範囲で👇
✅ こまめに水分補給
✅ よく噛んで食べる
✅ 口呼吸を減らす
✅ 丁寧な歯みがき
✅ 定期的な歯科チェック
これが大切です。
歯科医院で感じること
診療をしていると、
「最近すごく口が乾く」
という相談を受けることがあります。
実際に診ると、
その背景に
👉 唾液低下
👉 薬の影響
👉 全身疾患
が隠れていることがあります。
口の乾燥は、
お口から見える全身のサインかもしれません。
まとめ
シェーグレン症候群では、
✔ 唾液が減る
✔ 口が乾く
✔ 細菌が増えやすい
✔ 歯周病・虫歯リスクが上がる
ことがあります。
特に、
👉 強い口の乾燥
👉 目の乾燥
が続く場合は注意が必要です。
「年齢のせい」と決めつけず、
早めに気づくことが大切です。
ひとこと
お口の乾燥は、単なる不快感ではなく体からのサインかもしれません😌
「ちょっと乾くくらい」と見過ごさず、違和感が続く時は早めに相談することが、お口と全身の健康を守ることにつながります🦷✨
参考文献・参考資料
- 日本口腔外科学会
シェーグレン症候群関連資料 - 日本歯周病学会
歯周病関連資料 - 厚生労働省
難病情報センター シェーグレン症候群 - 日本シェーグレン症候群学会
診療ガイドライン - Fox RI.
Sjögren’s syndrome.
Lancet. 2005. - Vivino FB.
Sjögren’s Syndrome: Clinical Aspects.
Clinical Immunology. 2017. - World Health Organization
Oral Health Fact Sheets

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